初めての南太平洋、フィジーへの渡航記録③(ビーチコンバー編)

フィジー滞在2日目(2023/09/07)。今日は島への定期船に乗るため、TokatokaをAM7:30にチェックアウト。手配していた港までの送迎バスに乗り込む。

目的地は下の地図のように太平洋に浮かぶ小さな島、ビーチコンバーである。島が丸ごと一つのリゾートとなっている。ここで2泊3日の予定で過ごす。

Tokatoka Resort Hotel とビーチコンバーアイランドリゾートの位置関係

バスに乗りましょう。おそらく日本で使われていた古めのコースター。

港までの送迎バス

ここで乗船代金を支払う。クレカは使えるがJCBは最近使えなくなったようだ。たしかカウンターにマークだけは残っていた。

Anchorage Beach Resort Fiji というホテルに港がある

港で名簿を持ったおばさんからチケットをもらう。名前を言うと日本人?と聞かれ「こんにちは」とあいさつ。今回も日本人はワイだけ。呼ばれるまで港のバーで雰囲気を楽しむ。お酒は高いから水だけ買って飲んだ(水も高い…1.5Lほどで500円超)

乗船券

この船の二階に乗り込んだ。乗客のほとんどはおそらくオーストラリアから来た人。アジア人は我々のみ。

乗った船

早めに乗っていい席が確保できた。2階からの眺めは最高。半分ほど席が埋まり出発。この船は高級リゾート「ヒルトン フィジー ビーチ リゾート & スパ」に隣接するポートデナラウという港を経由してビーチコンバーへと向かう。まずはナンディ湾を横断。

2階からの眺め、左の水色の服の人が操縦している

30分ほどでポートデナラウに到着。多くのリゾートへ向かう船が集まる港だ。ここからも多くの乗客が入ってきてほぼ満席となった。中国系の人も何人かおり、アジア人率は少しアップした。そして客扱いを終え、ビーチコンバーへ向けて出発。

ポートデナラウ

船は1時間ほど飛ばし、いくつかの島を越え、ようやくそれらしき島が見えてきた。間違いなくネットでみたあの島だ。

ビーチコンバー

まもなく到着。あれ、港はどこ?

ビーチコンバー、さらに近づく

港はここだった。砂浜に刺さる感じでストップ。BULAと書かれた階段が設置され、一人一人係の人が手を貸していた。もちろんここでも歓迎の音楽でお出迎え。心が落ち着く。

港で客を降ろす船

船を降りると目の前がメインの建物。チャックインやお土産購入、バーや食事など、ここに来れば何でもできる。ダイビングなどのアクティビティの予約やシュノーケルなどの道具の貸し出しも無料でしていた。

メインの建物

入島者への説明とチェックインを終え、SSW2という番号の部屋へ向かう。ここの係の人も陽気な人ばかりで楽しい。荷物を運んでくれたお兄さん、日本から来たというと最後は「ありがとうございます!」と大きな声であいさつ。これは楽しくなるぞ~

自分の部屋へ向かう道

部屋はちょうどメインの建物の反対側、島を2分ほどかけて横断し、静かな海を眺められる最高のロケーションだった。

SSW2の部屋の前からの風景

Tokatokaもそうだったが、窓ガラスがない。気持ちいい風が通るが、嵐が来たときはちょっとつらそう。

SSW2の部屋の中からの風景

朝昼晩の3食は宿泊代に入っているため、部屋番号を伝えればいくらでも食べられる(聞かれないこともあったが)メイン料理はスタッフが盛り付けてくれ、サラダやデザートなどはセルフとなっていた。

食事場の様子

日本人の口には合わないものも多いかもしれないが、ワイは現地のものを何でも食べたくなってしまうので全ての料理を盛り付けてもらった。白い芋みたいなものは何かと思ったが、これがヤムイモ?甘くないサツマイモといった感じのものだった。飛行機でも飲んだフィジーゴールドとともにいただいた。

ごはん

この後、部屋の前の海で泳ぎまくった。岩礁にはきれいなお魚もいて感動。鮮やかな青いヒトデといっしょに写真撮りたかったなぁ…(この後部屋のシャワーのお湯が出ず水浴びをすることに、そして水圧も残念な感じ)

今天的腿(※閲覧注意)

時間は過ぎて空は夕焼け。サンセットビューのお部屋から最高の日の入りをみることができた。

海に沈む夕日

日が沈んだ後の空の色。こんな空をみるのは初めてだった。

きれいな空

夕ご飯も同じスタイルで盛り付けてもらう。ただこの日は海賊の日のイベントがあったらしく、宿泊以外の客がたくさんいてとても盛り上がっていた。激しい音楽と歓声の中、ちょっと高いVONUビールを購入し現地で知り合った台湾の方と飲みながら会話を楽しんだ。

VONUビールを注文

注文時は宿泊者は部屋の名前言ってツケ払いが可能だが、ここでも部屋の名前を言う前にスタッフから「SSW2?」と出てくる。ワイがたった一人の日本人だからなのか、それとも服装がダサすぎて覚えられてしまったのか…

カクテルのメニュー

こんな感じで2泊3日でビーチコンバーを楽しんだ。天気はずっと晴れ。すごく日焼けした。そして日本にいたときの体調不良はすべて回復した。大自然の中で何も考えずにぼーっとする時間って大事なんだなぁ。

最終日の朝ごはんの後に、今日チェックアウトする客に向けたお別れの歌が披露された。オーストラリアの方はワーホリ等で何週間もいる人も多いみたいで、客同士で別れを惜しんでいる姿も見られた。

お別れの歌

我々が来る前からいた隣の部屋のおばさん2人に挨拶して部屋を出た。観光できているようだけど何日くらいいるのかな?うらやましい。

11時発の船で本島へ戻る。実際に船に乗れたのは40分ほど後。日本にいたら文句を言ってしまいそうになるが、ここにいるとこれくらいの遅れはどうでもよくなる。

力強いスズキのエンジンを乗せた小さなボートで行きに使った港へ直行する。来るときは島に近づくのに時間がかかったように感じたが、帰りは一気に離れていく。寂しい気持ちもあるが、今日からは本島を巡れる楽しみな気持ちが膨らんでいた。

さよならビーチコンバー(力強いスズキのエンジン)

 

今回はここまで、続きは本島(ビチレブ島)をめぐる話

 

 

~~~ホテル情報~~~

Beachcomber Island Resort  Oceanfront Room(海の見える部屋)

1室あたり2泊 FJD 1,004.40 (¥64,614) ※日本円は2023/09/07時点のレート

乗船料金 1人あたり往復 FJD198 (¥12,961) ※日本円は2023/09/20時点のレート